「新入社員が育たない」のは、本人の問題でしょうか。
それとも、育成設計の問題でしょうか。
先日、2026卒の内定者フォロー研修の公開講座も無事、好評に終えた、株式会社Tenmaruがご提案する「新入社員研修プログラム」。

このたび、育成データの蓄積と効果測定を目的に、新入社員育成プログラムの特別導入枠(限定5社)を設けました。
初回導入の企業様に、トライアル企業としてご協力いただく募集となります。
本記事では、なぜ今「育成」を“実証”するのか、そして新入社員に必要な土台は何かを整理したうえで、特別導入枠の内容をご案内します。
なぜ、いま実証なのか
弊社の育成プラン。おかげさまで多くの企業様にご支持をいただき、ご参加企業様には毎年ご好評をいただいております。本当にありがたいことです。
そして、ご説明にうかがうたびによく聞かれる感想に、「自分も受けてみたかった」という声を頂戴いたします。

今までは、そんなに良い!と思っていただけるなんて、ありがたいことだな…と思うばかりですが、
「なに」が「どのように」「良い!」と感じていただけたのか、
参加を検討されている企業様にもっとお伝えしたいと思うようになりました。
そして、それらを深掘りしてみると、新入社員に身につけて欲しい能力、求めているもの、それらの正体がだんだんと浮き彫りになってきたのです。
多くの企業様から高い評価をいただいています。
しかし、本当の意味での詳細なデータ、弊社の研修を受けた新入社員が、どこで、どのような意識変革があり、どのように成長していくのか、
このあたりの効果測定の定点観測が、まだまだ可視化されていないと感じたのです。
その“良い”に、裏付けを持たせたい。
これこそが弊社の提案する
「入社から3年間の育成期間を一気通貫、線でつなぐ」新入社員研修プログラムを、この先もっともっと良いものにしていくことに必要なのではないか、とそう考えるようになりました。
では弊社の「新入社員育成プログラム」、どこが特徴的なのか。どこを「良い」と思っていただけているのか。まずはここから言語化していきましょう。
新入社員に求めているものは何か
まずはおさらいです。
そもそも「新入社員」というのはどのような人でしょうか。
▼こちら以前のコラムでも語っているので、お時間ございましたらぜひご一読ください。

こちらを要約すると
「新入社員は、ついこの前まで学生だった人。そのような人に即戦力の特別な能力やスキルを求めてはいない」ということ。
少し言いすぎた表現かもしれませんが、新入社員とは「ポテンシャルはあるが、今は何もできない人」なのです。
ではなぜそのような人を、コストをかけて採用するのか。
それはもちろん「生え抜きを育てて、戦力化」したいからに他なりません。
その「今は何もできない人」に、
会社はまずどのような「能力」を求めるのでしょうか。
現場のボヤキ、いろいろ
人事や育成担当の方とお話すると、「最近の若者は主体性がない」「指示待ちになっている」という声をよく聞きます。
新入社員に限らず、主体的に動けないことへの困りごとは多くの現場に共通しています。
だからこそ、与えられた仕事をこなすだけで終わらず、視野を広げて新たな業務に挑戦できる土台として、「自分で考え、判断し、動く力」を育成の前提に置く必要があります。


主体性は“自然発生”しない
確かに「主体性」のない社員、会社にとっては問題ですね…
で、このお話は終わりません。
主体性のない社員、ある社員、どこが違うのでしょうか。
別の考え方をしてみましょう。
今現在、主体性を持って働いている社員は、入社したその日から「主体性」を持って働けていたでしょうか。
そうではなかったはずです。上司や先輩に揉まれ、与えられた仕事に日々邁進し、その中で自分なりに気づきを得て、そして自分なりの「主体性」を身につけたはずです。
そして成長し、上司となり、新入社員を見て「主体性がない」…と、そのようにぼやいている、のかもしれません。
主体性は、生まれ持った資質ではなく、育てるものです。
そもそも新入社員というのは「やる気」はあるが、「主体性」など最初から持ちようがないのですね。
これから「上司・先輩から学ぶ」「仕事しながら学ぶ」のですから。
なぜ個人差が生まれるのか
とはいえ、どの新入社員も、いずれは「主体性」を持って動けるようになるのか、といえばそうでもありません。これは皆様にも心当たりがあるでしょう。
もちろん入社直後から主体性を持って動ける社員もいます。しかし、何年経っても主体性を発揮できない社員も、残念ながら存在します。
その違いはなんでしょう。
個人差?そうです。それは「個人差」です。
ですが、「個人の能力差」という意味ではなく、社員によって、配属された環境、受けた教育、仕事を教えてくれた先輩・上司、すべての条件が違います。
こういった諸処の事情もありつつ、主体性を発揮できるまでのスピードやプロセスには、大きな差が生まれます。
せっかく会社のリソースをかけて採用した新入社員、職場環境、先輩・上司の資質や経験の差によって「主体性」がインプットされないというのは、あまりにも惜しい話です。
教えていないものは、育たない
弊社の研修のご案内をさせていただく際に、必ず上がるのがこの「主体性」という言葉。
これはコラムでも何度も取り上げている
「社会人基礎力」
経済産業省が提唱する「社会人基礎力」(前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力)でいえば、ここで扱うのは「前に踏み出す力」にあたります。

これを得るために必要なのは何でしょうか。
「主体性」をインプット?それは研修で学べるものなのでしょうか。
「主体性」は、結局のところ、自分の内側から沸き上がる自主的な行動、思考に他なりません。「自分」なのです。
では、その「自分」とは何者でしょうか。何を考え、何を良い悪いと感じ、どのように動く人、なのでしょうか。
仕事の中で「自分を知る」ということ
学生の時は、一緒に過ごす人を選ぶことができました。気の合う友人、仲間。仕事ですら、どうしても気の合わない人のいるアルバイトは辞める自由がありました。
しかし、社会に出るとそうはいきません。どんな人とでも、「仕事」を通じて関係を築いていかなければなりません。
「誰とでも我慢して仲良くしましょう」という話になりそうですよね。でもそれは全然違います。
「仕事を通じて人と関わる時、あなたはどのように反応するかを知っていますか?」
実は、弊社の研修でもっとも力を入れているのはこの部分です。
「仕事」として人と関わる時、自分がどのように感じ、どう振る舞うのか。集団における意思決定プロセスにおいて、どのような役割を担い、どんな動きをするのか。
そういった自分の「個性」を、自分で把握して欲しい。
弊社の研修はいわゆる「座学」ばかりではありません。より実践的な、グループワーク、グループセッションを核としております。
そして、そのグループ分けを毎日変え、より多くの立場、多くの人達との関わりの中で、自分で考え行動していただけるようにしております。
ここで重要なのは「考え方動き方を教える」のではなく、
「その立場役割で、自分がどう感じどう考えどう動くのかを『知って』もらう」ということ。
自分の個性、癖、考え方や振る舞いなど、「仕事」の時に、自分はどんな人なのだろう、ということを、知る。
このことこそが、「主体性」の最初の一歩なのかな、と考えているわけです。
中小・中堅企業様にこそ必要な理由
大きな会社は新卒を数多く採用し、個社で新入社員研修を大々的に、きちんと実施している印象があるかと思います。
もちろん体力のある会社ほど、育成に力を入れやすい面はあるでしょう。
新入社員といえど1人2人、これくらいの人数であれば自社で、OJTで何とかできる、とお考えの中堅企業様も多いように見受けられます。
しかし、採用数が少ない会社でも、いや、むしろ少ないからこそ、できるだけ早く新卒を戦力化していきたいとお考えのはずです。
即戦力になる力とは、職場で必要な業務内容の習得、とお考えであれば、それだけだとちょっと惜しいな、と言わざるを得ません。
「現場で成果を出す力」、即戦力となるその力の源こそが、「社会人基礎力」。
何事においても、業務を覚えるその前に、自分で考え動ける力。これが大切なのです。
言われたことをこなす、までは多くの仕事で求められる基本動作です。もちろん新入社員も、まずはそこが出発点でしょう。
しかし、そこから先、「主体的に動く」になかなか進むことができない。ここでつまずいている新入社員が非常に多い印象です。
ではなぜ新入社員が「主体的」になかなか進むことができないのか。
ここで皆様に問いかけたいことがあります。
「『主体的』、教えていますか?」と。
現場のマネジャーの皆様にとっては、「育てたいのに時間がない」「教えているのに変わらない」という葛藤もあるのではないでしょうか。
その負担を現場任せにするのではなく、育成の“土台”をあらかじめ整えておく。
それが本プログラムの役割です。
そうなんです、実は「主体的に動かないと先々ダメですよ」「主体的に動ける人材に成長しないとこの先行き詰まりますよ」と、実は誰も教わっていないのですね。
採用しただけで、主体的に動くこともセットで入社してくる、と思い込んでいる上司の方がとても多い印象です。
もちろん新入社員の方、最初から「主体性」をお持ちの方もいるにはいます。
しかし、その方は例えば部活やアルバイトなどで学びの場所が「たまたま」あった方々です。
最近の新入社員は、主体性を“学ぶ機会”を、どれだけ持てているでしょうか。
中堅企業の経営者、育成担当者の方は、この「主体性を学ぶ」ということをぜひ、考えていただきたいと思うのです。
自然にできて当たり前、から「主体性」を学ぶ機会を。
仕事の現場に向かう前に、「自ら考え、動く」場所を。
それが弊社の考える「生きた研修」です。
人事担当者の皆様にとっても、「研修を実施した」という事実以上に、「何がどのように変わったのか」を説明できることが、これからの時代は求められます。
研修の“その後”を設計していますか?
新入社員研修の必要性、重要性まではほとんどの経営者様にご理解いただいているなと感じております。
しかし、「研修のその後」、ここに意識が向かっていない例が大変多く、これもとてももったいないなと感じております。
研修は受けた、スキルインプット、終わり。ではありません。
「その後」によって、研修効果は大きく変わってきます。
研修内容をどのように受け止めたのか。それによって何がどのように変わったのか。成果を得て、実際に仕事においてどのように生かされるのか、また、されないのか。
弊社の研修のもうひとつの大きな特徴が、毎日のフィードバックです。
受講者、ひとりひとりのフィードバックを作成し、すべての日程ぶん、お送りさせていただきます。
これを聞いた多くの担当者様、いいですね!私も受けたいです!とおっしゃられるのですが(笑)
せっかく受けた研修、そこで起きたこと、その効果を十二分に生かしていただきたい!と考えております。
フィードバック資料のサンプルを一部ご覧ください。


そして、研修後のフォローアップや面談、振り返りやキャリアデザインまで、一気通貫の育成プログラムで、新入社員を中核社員に確実に、着実に育成していく。
1社1名からの新入社員でも「妥協しない」そんな育成を目指していただきたい、と切に願っているのです。
データで育成を証明する
こちらコラムに個人的な話はあまり書かないようにしていたのですが(笑)
元々、私は研修に懐疑的でした。座って、話を聞いて、で、そんなことで人が変われるわけがない。そう思っておりました。
しかし、そんな私が実際の研修を目の当たりにして、これは本当に自分の行動変革につながるものだな、と強く実感したのです。
研修に懐疑的だった私が、これなら!と思う研修プログラムを、現在にいたるまでご提案させていただいております。
自信を持ってご提供させていただいている研修だからこそ、その効果を可視化し、データとして詳細に蓄積し、これからの育成に役立てたい。そして、Tenmaruの研修がもっともっと企業を元気にしていって欲しい。
私たちは「良い研修をしています」と言いたいのではありません。
育成がどのように機能するのかを、データで証明し、再現可能なモデルにしたいのです。
だからこそ私たちは、感覚や経験値だけではなく、育成を「データ」で検証するフェーズに進みたいと考えました。
その最初の取り組みにご一緒いただける企業様を、今回募集いたします。
2026年度 特別導入枠のご案内
…というわけで、このような取り組みを始めることといたしました。以下、ご紹介させていただきます。
プログラム概要
若手社員の育成は、コストではなく「未来への投資」です。
しかし多くの企業では、単発研修の積み重ねに留まり、成長が「点」で終わってしまっているのが現状です。
Tenmaruは、若手社員が迷いながらも自分の軸を見つけ、少しずつ「任される存在」へと変わっていくプロセスに現場で寄り添ってきました。 その実践の中で得られた知見をもとに、「線で支える育成」を形にしています。
そしてこの度、その取り組みをさらに進化させる第一歩として、 本プログラムを初めて導入いただく企業様を限定で募集いたします。
本企画は、単なる研修提供ではありません。 育成成果の可視化と再現性ある育成モデルの構築に向けた、実践的な取り組みです。 この取り組みを通じて得られる知見やデータをもとに、 若手育成の新たなスタンダードをつくっていきたいと考えています。 ともに次の人材育成の形を実践いただける企業様のご参加をお待ちしております。
特別導入企業様の参加価値
本プログラムは、育成成果を可視化し、再現性あるモデルを構築する実証型プログラムです。
①先行導入価値…通常導入前の特別価格でご参加いただけます
②自社育成の可視化…半年・1年単位での変化を測定し、育成の成果を言語化
③他社比較データの取得…匿名化された全体傾向レポートを提供
特別導入価格(2026年度限定)
◎半年伴走プラン
・4月:新入社員研修(4日間)
・10月:半年後フォローアップ研修(オンライン)
・定点面談(3回:2ヶ月に1回)/行動指針レビュー
通常価格:158,000円/人
特別価格:79,000円/人
◎1年伴走プラン
・上記内容
・1年後フォローアップ研修(オンライン)
・定点面談(6回:2ヶ月に1回)/行動指針レビュー(1年間)
通常価格 223,000円/人
特別価格 110,000円/人
募集枠・ご参加条件
■募集枠/限定5社(先着)
※本プロジェクトはデータ共創型のため少数限定
※ 本プログラムは以下にご協力いただける企業様限定となります
・定点アンケートへの回答
・弊社の公開講座への参加
新入社員研修、半年後/1年後フォロー研修
・匿名での事例データ活用の許諾
■本企画の目的
本取り組みの本質は以下の3点です
・来期以降に向けた育成データ資産の構築
・新規顧客開拓と育成モデルの確立
・単発研修から“線の育成”への転換
…こちら、弊社でも初めての試みとなります。
定点観測による効果測定、新入社員育成の検証に向け、
少しでも「自社にも当てはまるかもしれない」と感じられた方へ。
まずは、いまの育成の状況についてお話をお聞かせください。
無理なご案内はいたしません。
対話の中から、ご一緒できる可能性を探れれば幸いです。

公開講座のご案内(単体参加をご検討の方へ)
本プログラムは、入社前の段階から会社や仕事への理解を深め、社会人としての心構えを整えることを目的としています。配属後は、新しい業務に前向きに取り組む姿勢を育み、新入社員のチャレンジ意欲を自然に継続できるよう設計されています。

また、定期的なフォローを通じて早期成長を支援し、組織の中で安心感を持ちながら活躍できる環境づくりを後押しします。
※各回単体での参加も可能ですが、継続的に受講いただくことで、より高い効果を実感いただけます。
4月2日(木)~7日(火) 新入社員公開講座4日間
新入社員が“育たない”のは、本人の問題ではありません。
育ちやすい環境をつくることで、大きく変わります。
・マナーや知識研修だけでは限界を感じている
・育成に費用やマンパワーがかけられない
・配属前に社会人として必要な能力をインプットしたい
そのような課題をお持ちの企業様向けに、
新入社員にまず身につけてほしい能力「社会人基礎力」を体系的に学べる、4日間の集中プログラムです。
本研修の特徴
本研修は、知識やマナーを教え込む研修ではありません。
一般的なビジネスマナー、言葉遣い、公私のけじめなどにくわえ
経済産業省が提唱する
「前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く」の3つの能力からなる
「社会人基礎力」に対応するスキル
・相互理解
・対人スキル
・問題解決能力
・ストレスマネジメント
といった社会人として必要な能力のインプットを目的としています。
受講後に期待できる効果
・「社会人基礎力」をベースとした社員としての基本の能力獲得
・「なぜ、働くのか」を明確に持ち、主体的に動くことができる
・新入社員に期待される仕事の理解
・明確な行動指針を持ち組織の中で役割をはたす
自身のなすべきことを言語化し、配属後に自分で考え、動ける状態をつくる効果が期待されます。
このような企業様におすすめ
・新入社員の主体性に課題を感じている
・配属後の立ち上がりを早めたい
・研修が「やらされ感」になっていると感じている
※以下のような場合には、本研修は向いていません
・マナーや知識を短期間で詰め込みたい
・座学中心の研修を求めている
▼詳しくはコチラをご覧下さい。

せっかくご縁のあった新入社員が、現場で力を発揮できる状態へ。
Tenmaruは、育成を“線”で支える設計をご一緒します。

