組織の「質」を上げる!Tenmaru流ワクドキ組織づくりのためのコミュニケーション術

20220614

6月、気が付けば今年もそろそろ半分が過ぎようとしていますね。新入社員も少しずつ仕事を覚え、業務が回り始めるこの頃、新人さんの「ひととなり」も、なんとなく見えてきているのではないでしょうか。

職場の人は、あくまでも「仕事仲間」、別にお友達になるわけじゃなし、別に仲良くなる必要はないと思われている方も多いかと思います。

しかし、仕事はあくまでも「人」とチームを組んで行うもの。組織をつくる作るためには、相手とのコミュニケーションが欠かせません。心から愛してあげてください、なんて言いません(笑)。でも、その人を「理解」することは、業務上どうしても必要になってくるものなのです。

弊社Tenmaruのテーマは「ワクドキ」、では、「ワクドキな組織」って何?そんな組織を作るためのコミュニケーションとはどのようなものでしょう。

今回は、Tenmaru流ワクドキ組織をつくるコミュニケーション術についてお話しいたします。

目次

理解していても難しい世代間ギャップ

打ち合わせ

以前の記事でもお伝えした通り、いわゆるZ世代と呼ばれる若者は、その価値観が根本的に違っています。

ざっくりと紹介すると、

  • 物質的な豊かさにあまり関心がない
  • 多様性の許容
  • 自分の時間を大切にする

などです。

以前から読んでくださっている方は、なるほど、と若者の価値観は頭に入りましたよね。しかし、「わかっている」だけでは若者との溝は埋まりません。「理解」したうえで、「接し方」を変える必要があるからです。

組織の育成や人事に関わる方、上司の立場で若者に接する方もさまざまです。彼ら若者を理解しようと勉強し、理解を深めている方もとても多くいます。素晴らしいことです。しかし、肝心の「言動」、要は具体的なアウトプットが変わらない限り、若者にとっては何も理解されていないことと同じと感じるのは仕方のないことですよね。

よくある失敗「成功体験を押し付ける」

浮かない表情の若者

若者は何を考えているのかよくわからない。仕事はそつなくこなすものの、いまいち強いモチベーションや、意欲が感じられない…

よく聞く話ではないでしょうか。

よし!若者のやる気を鼓舞してやろう!私の若い頃はこうだったよ…なんて、自分の話をしても、いまいち刺さってないな…

これもよく聞く話のような気がします。

「実体験」に勝る説得力などないはずなのに、なぜ、若者にはピンとこないのでしょうか。

これもZ世代についてのエントリで触れておりますが、彼らはいわゆる「金銭的、社会的成功」といったことにあまり興味がありません。

そしてこの方法の何より問題なのは、
「成功体験を押し付けている」ところです。


「そんなこと言われたって、ワタシはワタシであり、アナタではないから、別に参考にならないよ」若者の本音は恐らくこのあたりでしょう。

成功体験を「よい事例」として話をする方は、悪気はまったくありません。むしろ若者のためを思って言ってくれています。

しかし、そもそもその、「若者のため」というのが、押し付けがましく、個人の違いを認められない、「人それぞれ」という価値観からズレているということをまずは認識していただきたいのです。

「私の良き経験を教えてあげたい!学んで欲しい!」そう思う気持ちは理解できますが、そもそも「教える」という行為そのものが、過干渉と思われてしまうということですね。若者には、「教える」ではなく「シェアする」といったニュアンスで伝えると、共感が得られやすくなるかと思います。上下関係のない、フラットな視点での情報伝達を心がけてみてください。

“Teacher” ではなく “Guide” に

道案内

なるほど「教える」は共感を得にくい、それは理解しました。でも、それだったらどうやって若者を導けばいいのかわからない…

そうですね、とても難しい問題のように感じます。
しかし、「教える」ではなく「案内する」と考えてみてはいかがでしょうか。“Teacher” ではなく “Guide” になってみる、ということです。

知らない場所を案内するガイドと、案内される旅人の間に、上下関係はありません。仕事の先輩として、キャリアという長い旅路を案内してあげるのだ、そのように接することができれば、若者に拒絶されることもなく、大切なことを伝えられるはずです。

「共感できない」ことは悪いこと?

EMPATHYと書かれたビーズ

「価値観」、よく使われる言葉です。それぞれ違う価値観を持っているのだと頭では理解していても、その考え方に共感できるかといえはそれはまた別の話、というのは誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

若者の価値観、言葉としては理解しているつもりでも、その考え方にはさっぱり共感できないよ、とお嘆きの方に言いたいのは、「彼らに共感できないことは決して悪いことでも、致命的なことでもない」ということです。

「完全な共感」なんて、他人である限り、永遠に不可能なのかもしれません。

では、もうサジを投げちゃうの?このエントリの存在意義は?
いいえ、もちろんそうではありませんよ(笑)

彼らに「共感」できなくても「許容」して欲しいのです。

「違い」を受け入れる

カラフルな人形

Z世代はデジタルネイティブ世代。彼らは生まれた時からインターネットが普及しており、有象無象の情報に溢れている環境で育ちました。

情報は洪水のように襲いかかって来るもの、その中からウソをウソと見抜き、有用なものを取捨選択していく…

以前は、情報は苦労して自分で探して得るものでした。しかし、Z世代以降、「情報収集」とは、自分に必要なものを選び取り、不要なものを切り捨てる作業となっています。

世代によって「情報収集」の意味合いすら、違ってきているのです。

自分が知らないことは知りたい!若者を理解し、心から共感したい!そんな風に考えてしまうZ世代以前の方と、「必要ない情報に対して、これ以上踏み込むことはしない」Z世代の考え方の違いは、真逆のようで、リンクしているとは思わないでしょうか。

そんな彼らにできることは「許容」、これに尽きます。

Z世代の特徴についてでも触れていますが、彼らは「違い」に対して寛容です。国籍、環境、性別…例えばLGBTなど、違う価値観を持つ他者に対しての受容も進んでいます。

「あなたと私は違う人」「違っていい」「理解共感できなくても、許容する」こんな考え方が自然とできているのが、Z世代以降の若者です。

今の若者は何を考えているのかわからない、コミニュケーションの取り方がわからない…そんな方もぜひ、この「許容する」という価値観を持っていただきたいのです。

若者はわからない。でも、全てをわからなくていい。それはそれで、良き関係を結びたい。そんなふうに謙虚に接する人には、若者は同じように相手に心を寄せ、信頼感をもって接することができるのではないでしょうか。

無理に視点を合わさなくてもいい、同じ場所(ポジション)を目指さなくてもいい、時にはソッポを向きながらも(実際にはキツイけど…)、肩を組み、二人三脚のように同じ目的に向かって走ることができる…

こんな組織ができたら素敵だと思いませんか?
これこそがTenmaruの目指す「ワクドキな組織」なのです。

「壁打ち」は有効!

ディスカッション

若者とのコミニュケーションを上手に図りたい、そのためには若者と話をして、その接し方を学んでいきたい。皆さん考えることですよね。

しかし、それは誰とどのように行えばいいのでしょうか。実際に仕事の現場、いわゆる「本番」でそれをしてしまうと、失敗した時のリスクが伴いますし、そもそも最初のコミニュケーションが取れない可能性もあります。

ちょっと前までは「飲み会」が有効な場所でした。お酒の入った席で、ざっくばらんに話をすることで互いの理解も深まり、警戒心も薄くなります。

しかしコロナ禍の昨今、この方法は難しくなりましたし、過干渉を嫌う若い人はそもそも職場の飲み会なんて参加しない可能性も高いでしょう。

でも、そんなことを言っていたらいつまでも「適切なコミニュケーション」の方法なんて学べませんよね。

そこで私がおすすめしたいのは、自主練、要は「壁打ち」です。こういった問題意識を持つ人達とたくさんディスカッションをしていただきたいのです。

当事者と話をしないと意味がないんじゃない?そんなことはありません。自分の抱える問題を言葉に出して考える、これがとても有効なのです。

人と人との関係性の質を上げる、これはとても難しいミッションです。1回限り話し合いをしたところで、解決できるものではありません。

言葉に出し話し合う中での「気づき」を積み上げ、トライ&エラーを繰り返し、ブラッシュアップしていく…。「壁打ち」を何度も経験することで、独自のコミニュケーション術を構築することができるでしょう。

欲を言えば、この「話をする相手」は、世代間ギャップに詳しい人、職場のコミニュケーションを専門とする人であって欲しいとも思います。

本音を言えば、私とお話ししてみませんか?(笑)ということになります。はい、これは本音であり、本当に、心からおススメしたい、最初の一歩なのです。

机上の組織論、文章で読む世代間の違いなど、いくら頭に入っていても、実際に「今ある問題」を着実に捉えることはできません。

もう、本当に、騙されたと思って(笑)ぜひ!一度、お話しさせてください。

最初の相談、その第一歩を

…と、ここまで私の営業トーク(笑)付き合っていただいた方にお知らせしたいことがあります。いくら「まず相談」と言われても、費用など、気になることも多いかと思います。

そこで近々、どなたでも気軽に相談していただけるZoomよろず相談会を企画しております。

相談会はどなたでも、無料でご相談いただけます。もちろん、この場限りの相談だけでかまいません。ここで得た知見をぜひ、皆様の職場で活かしていただき、より質の高い組織作りに活かしていただければと、心から願っております。

こちらでも案内させていただきますので是非、気になる方はご参加ください。

そして、相談の中でより根の深い問題があるとお感じの際は、個別にどうしていくのか考えていきましょう。

Tenmaruとお客様の関係も、「組織」と同じ、方向性を模索しながら、思い描くゴールを目指して二人三脚!問題解決に向けて、トライ&エラーで進んでいきたいと、そう心から願っております。

もちろん、今後企画しているZoomよろず相談会でなくでも、壁打ちやご相談は随時大歓迎です。

仕事も育児も欲張りたいワーキングマザーのためのWEBメディア「LAXIC」さんより、インタビューを受けました。Tenmaru流ワクドキ組織についてお話ししています。こちらもよろしければご覧いただけると幸いです。

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