新卒社員必須!「入社半年後フォローアップ研修」は育成の新常識!

20230821

お盆休みでリフレッシュして、残暑も乗り切りたいところですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。8月も終わりが見えてきたこの時期ですが、今年も残すところあと、4ヶ月になりました。

人材育成において大切な節目を迎える時が近づきつつあります。
それが何かおわかりになりますでしょうか?

9月で新卒社員が入社して半年となるのです。
今回は、その新入社員の育成について、改めてお伝えしていきたいと思います。

目次

入社半年は大切な時期!

若手ビジネスパーソン

9月は、新卒社員にとって半年となる月です。丸半年間と考えると10月でしょうか。配属から数えると10月11月が半年だよ、という企業さまも多いかもしれません。

入社して半年ですよ、なんて言われても、それほど大きな区切りの時期とは思えない方が大半かもしれません。
しかし、入社半年、なーんだそんなことか、と思わないでいただきたいのです。

入社から半年は、今後の新卒社員にとって、とても大切な時期なのです。

新卒社員にこそ必要な「巻き込み力」

相談するビジネスパーソン

若手社員にこそ必要な「巻き込み力」
「未熟だからこそ周囲の力を借りる力が必要」ということですが、そういう意味では、新卒社員にこそ、もっとも必要なスキルともいえます。

入社半年ともなれば、新卒社員もひと通りの研修を終え、本格的に業務に関わりだしてくる頃かと思います。

この時期の新卒さん、しっかりと「巻き込み力」を発揮できていますでしょうか?

社会人基礎力のインプット

「巻き込み力」は、経済産業省が2006年に提唱した社会人基礎力のうち、
「チームで働く力」に対する総合的な能力であり、「前に踏み出す力」能力要素の中の「2. 働きかけ力」などを必要とするものです。

社会人基礎力とは
社会人基礎力|経済産業省(抜粋)

周囲と協力し、上司や先輩の力を借りて仕事を進めなければならない新卒社員が、最初に必要となるスキル、巻き込み力。入社半年となる新卒社員は、この「巻き込み力」を起点として、他のスキルを体得していきます。

過去エントリ
「ピカピカの新入社員、一人前の人材に育てよう!(前編『最初の第一歩』)」
「活躍人材の育て方!「虎の巻」を作ろう!」などでも触れておりますが、社会人基礎力は、働くすべてのビジネスパーソンが身につけるべきスキルです。雇った責任…とは言いませんが、新卒社員に対して、社会人として基礎的なスキルをインプットするのは、もはや企業の義務ではないか、とも私は感じているのですが(笑)

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入社半年のこの時期、新卒社員はスキルインプットの最初のスタート地点に立てていますでしょうか。

新卒社員という大切な存在

新人ビジネスパーソン

大量雇用が当たり前だった時代とは違い、圧倒的な売り手市場、新卒さんひとりひとりを大切に育てていかなければ、良い人材は確保できない、という状況が続いております。

たくさんの企業の中から、社会人第一歩目として、貴社を「選んでくれた」大切な存在、それが新卒社員です。

そんな新卒採用において、もっとも避けるべき事態は何だと思いますか?

それは「早期離職」です。

早期離職、とても残念なことですが、どんなに慎重に採用しても、育成を頑張っても、本人に意欲があっても、ある一定数は起こってしまいます。

費用をかけて採用した企業にも、そして何より新卒社員本人にも、とても残念で不幸な結末です。

新卒社員を採用するにあたり、絶対に起こって欲しくない「早期離職」。
組織としてどのように立ち向かえば良いのでしょうか。

問題は「芽」のうちに摘む!

ノートに書く人

不幸な早期離職を完全に避けることはできませんが、その確率を下げることは可能です。

離職の理由とは何でしょうか。仕事への不安、待遇のミスマッチ、人間関係、組織への不満…アンケートを取ればいろいろと出てきますが、総じて言えることは、「現状に不満・不安がある」ということになります。

お給料の額面などは、現場レベルでの対処は難しいかもしれません。
しかし、仕事への不安や人間関係などは、離職を決意する前に、むしろ積極的に相談して欲しい、と感じるのではないでしょうか。

新卒社員が離職を決意する際、申し出のずっと前から、問題の「芽」は生まれていたはずです。

人事や上司、先輩方には、新卒社員の早期離職につながるような問題を、事が大きくなる前に察知し、積極的に解決していただきたいのです。

どの会社においても本配属も決まり、本格的に業務に取り組む入社半年の時期こそ、留意すべきポイントがたくさんあるということですね。

よし、では対処していきましょう、ということになりますが…
問題はそう簡単ではありません。

包括的な対処が必要

スキルが足りないのであればインプットしましょう。
職場に不安があるのなら、1on1で面談をしましょう。

こういった対策は、一見するとしっかりと問題と向き合い、対処ができているようにも思えます。しかし、実はこれでは不十分なのです。

今までお話ししてきたポイントは、すべてが影響し合っています。

社会人スキルが不足しているので、自身の仕事に不安が残る。
働きかけ力の重要性がわからないので、誰にも相談ができない。
相談ができずに誤解が生まれ、組織に不安を感じる…

「この人がここに問題があるから、これを解決しましょう」という対処ではなく、包括的な働きかけが必要なのですね。

若手社員への具体的な働きかけ

これは若手社員にも同じことが言えますが、
入社半年の時期、新卒社員が自身のスキルを確認し、組織への不安を解消する、そんな方法として、包括的な取り組み、つまりは「入社半年の振り返り」をぜひ、取り入れていただきたいのです。

入社半年の振り返りで得られるモノ

研修

入社半年後の振り返りに必要な要素と、それで得られるメリットには以下のようなものがあります。

体験の振り返りと共有

自身の体験を振り返ることで、成長を感じ自信を得ることができます。同時に、他の新卒社員の体験を通じて新たな気づきを得ることができ、他者と共感することでモチベーションもアップします。

スキルのセルフチェック

組織の中において、若手に求められる4つの役割行動

  1. 発動性機能…自ら自発的に行動する働き
  2. 恊働性機能…周囲と協力し合いながら行動する働き
  3. 本動性機能…やりがいを持って力の限り仕事に打ち込むという働き
  4. 確動性機能…責任を持って確実に仕事をする働き

これらが自身に備わっているか、どこが足りないのか、どう補っていくべきかを確認します。仕事に対する不安を解消し、成すべきことが明確になることでモチベーションもアップします。

「巻き込み力」向上研修

「今」の自分を把握したところで、新卒社員に求められる「巻き込み力」の研修を行い、自分がこれから果たすべき役割と職責をより明確に理解することができます。ロールプレイングなどを交えたより具体的なものが良いでしょう。

いかがでしょうか。新卒社員半年後の振り返り、ここまで読んでいただければ、これはぜひ実施すべきだとお感じになったのではないでしょうか。

「入社半年後フォローアップ研修」のお知らせ

20230821

「一人ひとりに合った学びの場を。実践的ワークで今日から活かせる!社会人基礎力でワクドキ組織をつくるオンライン公開講座」
今年度も10月に「入社半年後フォローアップ研修」を実施いたします。既にお申し込みされている企業さまも。貴社の新入社員の皆さまの参加をぜひご検討ください。

新入社員としての自らの役割を認識し、自分を支援してくれる人を増やすために必要なことや、半年間の体験を振り返り、共有するワークや、自身の支援者を増やすために必要な「理解してから理解される」ことをロールプレイ演習やグループワークを通じて学びます。

このオンライン講座の大きな特徴は、中小規模事業者にも対応している点です。新卒社員が組織内に1名しかいない組織だと、同期と共感し合う、励まし合うといったことは難しくなります。

職場は違えど、オンラインで全国の「同期」とともに体験を共有し、一緒に振り返ることで、新卒社員の不安と孤独を解消することができます。

入社時の研修や1年目の振り返りなどは、多くの企業さまが取り組んでいますが、この「入社半年後フォローアップ研修」においては、その重要性があまり知られていないと感じることが多くあります。

育成においてもっとも重要な入社1年目、そして若手社員へと成長していく3年目までのの育成期間において、この「入社半年後フォローアップ研修」を実施するのとしないのとでは、その成長度合いも大きく変わる、と信じております。

新人育成についてはこちら

不幸な早期離職を防ぐためにも、そして新卒社員のより良い成長のためにも、「入社半年後フォローアップ研修」ぜひ取り入れてみてください!

新卒社員の育成は企業の、そして日本の未来を創ります。Tenmaruは、組織と共に成長できる育成を内側からサポートいたします!

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